デミオ

マツダ2/デミオ に凝縮されたもの

  • テーマを3つのエレメントで表現しました。一つ目が特徴的なキャラクターライン。フロントのターンシグナルレンズから始まって、リアに向かって上がって行き、リアコンビネーションレンズに連動して行く流れを表現しています。(2007年3月12日)[Response]
  • 友人(女性)から聞いた話です。

    彼女には、仲の良い女性の友達がいます。年齢は二十代後半。家族構成は、父、母、本人、弟。親とは別居していて、地方で一人暮らしをしています。

    その女性二人で、彼女の実家を訪れた事がありました。

    マツダ・デミオ 父親の車に乗せてもらう機会もありましたが、その時乗った車が、新車のデミオ。 道中、何故デミオにしたのかという話題になり、父親はこう答えました。

    「やっぱり、伊東美咲 ちゃんでしょう。伊東美咲の大ファンなんだよね。伊東美咲、かわいいよね」

    デミオの購入理由として伊東美咲を挙げた父親のこの発言は、かわいい一人娘の大切な女友達を迎えてはしゃぐ、50代の父親の照れ隠しと捉える事もできます。車の技術的な話をしても女性の理解を得るのは難しいと判断して、その場がより盛り上がる方向に会話を展開しようとした、大人の知恵でもあったのでしょう。だから、デミオの購入理由として伊東美咲を挙げるのは、それが最初で最後となるのかもしれません。しかし私は、その中にある程度の真実も含まれていたものと考えるのです。

    自動車メーカーと広告代理店は、消費者がイメージ戦略に組みされ易いところに目をつけ、その広告塔に好感度の高いタレントを選びます。消費者のタレントに対する憧れや好き嫌いの感情を、車の好き嫌いの感情と結びつけ、錯覚させようと画策するわけです。

    そういう意味では、デミオの販売戦略は、コマーシャル・タレントの選択が上手くいった例だと言えるでしょう。特にこのジャンルの車の場合は、安い車を購入する事で、周りから貧乏人としての烙印を押されかねない状況にある事にも留意する必要があります。経済的余裕がないから経済性に優れた車を選択したと思わせるよりも、伊東美咲が好きだからデミオを購入したと言わせてあげた方が、消費者に優しいのです。

    しかし、伊東美咲が特に好きではない人の場合はどうなるのでしょうか。その場合は、消費者の目線はもっと違う所に向けられるでしょう。

    ん〜、結局いくら伊東美咲で「オシャレ感」を演出したってダメなんだよな〜。デミオのフロントのデザイン。フロント・グリルのあの感じ。あれで、「お洒落」はないだろう。どう考えたって無理があるよ。いや、ちょっと待てよ。ひょっとして伊東美咲がCMに抜擢されたのは、デミオのフロント・グリルと伊東美咲の鼻との相似性に依るのだろうか?

    勘の良い人は、そこまで気づいてしまうでしょう。しかし私の場合は、テール・ランプの意匠の方が気になってしまいます。あれはどう考えたって、外国車メーカーのパクリです。マツダがそういう事をしていてはいけません。何故ならマツダには、「スポーティ」と「デザイン」くらいしか「合言葉」がないのですから。マツダは、他の自動車メーカーに比べて販売車種も少ないのです。だから、全ての車種において、一球入魂、一撃必殺で、パフォーマンスを高めていく必要があるのです。

    マツダ・デミオ そういう意味では今回の3代目デミオのデザインは、パーフェクトな仕上がり。

    オリジナリティ、新しさ、洗練度、時代との適合性。その全てにおいて、デミオは世界トップクラスだと言う事ができます。そして、このイマジネーションとバランス感覚こそが、今までの日本車に欠けていたもの。多くの消費者が日本車メーカーに切望し、そして叶えられる事のなかったものです。

    マツダ・デザインの完全復活。マツダ・デザイン黄金期の到来。デミオは多くを予感させます。予感は確かに、確信ではありません。しかし、マツダの強い意志と情熱を、この新型デミオから感じとる事ができるのです。


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    自動車・批判・批評・評価・評論テーマ:新車・ニューモデル - ジャンル:車・バイク
    2007.05.27 | マツダ | トラックバック(0) | コメント(0) |












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