日産デュアリスにスタイリッシュなクロスライダー登場
デュアリス クロスライダー 車両概要
デュアリス クロスライダーから導かれる結論
日産「デュアリス」カスタムカーに新シリーズ!
先日、クライアントから重大なクレームが入りました。
部下に事情を聞いてみると、先方が一方的に悪いように思えます。しかし先方は、取引停止も辞さないと、強硬な態度に出ています。部下を擁護しようとすると、客先との関係が悪化してしまいます。
この時、部下を守るべきか。会社の利益を優先させるべきか。これは、サラリーマンにとって、ある意味、究極の選択と言えるのかもしれません。普通の人であれば、先方を立てて、穏便に済ませようとするのでしょう。
しかし、彼女は違いました。
彼女は、部下の名誉を守るために、たった一人で客先に乗り込んでいったのです。
その続きが観たくて、私はそのまま土曜ワイド劇場「天王寺珠美の殺人推理」を見続けてしまいました。
それは、過去にただ一人、自分を擁護してくれた尊敬する先輩の事を思い出したからです。思わず感情移入してしまったのです。
そんな素晴らしい先輩や、同僚がいる職場は素敵です。我々は、ロボットではありません。従業員は、感情を持つ生き物だという視点を、経営者は忘れてはならないのです。
だから、デュアリス・クロスライダーを見た時、私は憤りを覚えざるを得ないのです。
AMG、ブラバス、ロリンザー。ヨーロッパには、メルセデス・ベンツの有名なチューナー・ブランドが存在しています。これらの企業は、メルセデスの動力性能を更に高めるために、高度なチューニングを行っています。エクステリアの改造も、元々のデザインを上手く活かす方向で、各企業の個性が発揮されています。
他にも、車体架装というジャンルがあります。車を特定用途に適合させるために、必要な改造が行われています。
しかし、デュアリス・クロスライダーに与えられている、「喪黒福造」のようなデザイン。これの意味するところは、デュアリス のフロントのデザインは最低だ。最悪だ。締まりのない、スットコドッコイのこの表情では、売れるはずがない。だから、デュアリスには、「亀田亀造」のようなアピアランスを与える必要がある。この改造は必然なのだ。そう主張しているのです。
日産とは全く関係ない改造メーカーが、勝手に改造キットを売り出すのなら、別に構わないのです。そういう事なら、私は何も言いません。多種のニーズに応えられるように、違うバリエーションのデザインも出してみた。そういう言い訳も成り立つでしょう。
しかし、デュアリスのテレビCMにクロスライダーが堂々と出てきて、プレゼンテーションを行うと言う事は、デュアリスのデザインが、内側から完全否定されている事を意味するのです。車のキャラクターを決定付ける「顔」のデザインを、日産が「無価値」であると「断定」してしまった時、日産の主張するデザインは「無価値」である事を告白したのと同意になるのです。
この危機的な状況で、上司はデザイナーを守ろうとしないのでしょうか?デュアリス・クロスライダーの「場外乱闘」を、なぜ阻止しようとしないのでしょう?公共の電波において辱めを受ける「デザイン管理者」は、その時、何を思うのでしょう?
あるいは、デュアリスのデザインは、元々ヨーロッパで造られたものだから、守る価値も道義もない。デザイン管理者からの「告白本」が、デュアリス・クロスライダーなのでしょうか?
会社が社員を守ってくれないのであれば、人的流失が起きることは避けられないのです。その結果が、今の「日産デザイン」です。管理職が、役員が、クロスライダーのこのデザインを、許容できてしまう。デュアリス・クロスライダーの姿がテレビCMに映し出されても、何とも思わない。それが、日産の感性です。日産が病んだ企業であることの、動かぬ証拠。
それが、デュアリス・クロスライダーであるのです。
日産には不在なのです。
理想の上司が。
泉ピン子が。
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自動車・批判・批評・評価テーマ:ニッサン・日産 - ジャンル:車・バイク
2008.10.25 | 日産 |
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こういうメーカー系カスタマイズ、姉妹車、グレード違いでデザインが違う、そしてその違う仕様が標準仕様と並んで広告に出るのは良くある事のではないですか?W204はアヴァンギャルドとエレガンスに分かれています。
2008.10.25 01:34 URL | keso #- [ 編集 ]
ご指摘の通り、メルセデスW204のグリルデザインは、アヴァンギャルドとエレガンスから選択する事ができます。
それらは互いに置き換えが可能です。
一方のデュアリス。
クロスライダーの意匠は、リプレイス不可能です。元のデザインに対するリスペクトが、微塵も感じられません。
「ブラバス」のデザインとも決定的に違っています。
「ネコバス」です。
2008.10.25 21:15 URL | 武車小路 #owFz6oOM [ 編集 ]
置き換え可能か、リプレイス不可能か、元のデザインへのリスペクトがあるかは一人ひとりの見解により違うのではないですか。その他のメーカー系カスタム・姉妹車・グレードによる差別化などとクロスライダーは似た様な物と思います。
2008.10.25 22:24 URL | keso #- [ 編集 ]
キャシュカイのデザイン・スケッチを見ると、キャシュカイの元々のデザインが素晴らしかったことが分かります。
しかし、デザイナーが生み出すデザインがどれだけ素晴らしくても、社内の人間がそれを理解できないのであれば、目的は達成されません。
結果として、市販モデルのキャシュカイのデザイン、特にフロントのデザインに、私は不満を持ちます。
では、カスタムシリーズが存在する事で、その不満が解消されるのかと言えば、そうではないのです。その逆です。その改造は、キャシュカイのアイデンティティさえも殺してしまっているのです。だから、更に不満がつのります。
日産から、なかなか良いデザインの車が生まれない理由を、デュアリスに、北米向けローグ(ROGUE)に、そしてデュアリス・クロスライダーに見ざるを得ないのです。
2008.10.26 02:25 URL | 武車小路 #kuMQi/JU [ 編集 ]
私は勘違いしていました。「部下の名誉」は市販型標準仕様ではなくスケッチ版ですね。クロスライダーへの不満がスケッチ版キャッシュカイが素晴らしいからさらに募るのであれば、最初からスケッチ版の事を書けば良い。
2008.10.26 04:15 URL | keso #- [ 編集 ]
日産車のシルエットに、プロポーションに、サイドビューに、リアビューに、センスの良さを感じたとしても、フロントセクションのデザインに、いつも問題を抱えるがゆえに、多くの消費者からの支持を集める事ができません。
しかしそれは、デザイナーのセンスに問題がある事を意味するのではないのです。その事は、スケッチ画を見れば分かります。
いつも、内側から「横やり」が入るのです。
「おめめ」を付け替えられてしまうのです。
2008.10.26 12:09 URL | 武車小路 #g.P5fei2 [ 編集 ]
話は飛びますが、私が日産車のフロントセクションに驚かされたのは新型ムラーノが最新ですかね。最初はなんという顔を創ってしまったんだと思いましたが、すぐになかなかいいじゃんと。それより問題なのはテールライト。あれはデュアリス・ローグのパーツ流用にしか見えないんですが。前と後ろのギャップが凄い。
2008.10.26 17:39 URL | keso #- [ 編集 ]
別にノーマルのデュアリスは残ってますよ?
もしかして知りませんでした?(笑)
別にノーマルと置き換えたわけではないんですし、そこまで否定する必要があるのですかね?
ノーマル仕様を評価するならわかりますが、あえてこれを評価する理由がわかりません…
それだったら外見だけのBMWのMシリーズ(M-Sport パッケージ)やAMGのエアロの仕様もも否定していることになりますよ。
そんなに日本車メーカーが嫌いですか?
それとも日産が嫌いなんですかね?
もう少しまともな自動車評価というものをしてほしいですね。
せっかく『日本車評価サイト』というタイトルをつけたんですから…
2008.10.26 19:32 URL | T #- [ 編集 ]
救世主は、やがて暴君へと変わります。
カリスマがかった過去の実績を、人事権を振りかざす事で、周りが対立する意見を言えなくなるからです。
だから、賢明な君主は、引き際を考えます。
日産の君主は、日産のデザインに貢献しているのですか?
2008.10.26 20:21 URL | 武車小路 #xVpq3zxc [ 編集 ]
デュアリスのデザインは洗練されていると思います。先進というかは分かりませんが、SUVということは除けば、現在の欧州のスタンダードなデザインかと私の目には映ります。そのデザインは、車の歴史上、日本ではまだ新しいデザインだと思います。
同時にCMでは、マシーンとしての大人の中の子供心の詰まったキャラ作りがされていると思います。CMでのその付加価値は、私はワクワクして好きだし、乗ってみたくなります。
少なくとも日本人の誰しもの感性には届きにくいというか、フィットしないのかもしれません。SUVであるし、付加価値や前述のデザインもあって、乗り手を選ぶ車です。
2009.05.15 18:25 URL | 通りがかりの幽霊 #- [ 編集 ]
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