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スバル、軽自動車開発から撤退 FRスポーツ開発へ

  • スバルは、軽自動車の開発から撤退。「R1」「R2」「ステラ」「プレオ」「サンバー」や商用特装車の特別仕様車および一部改良車は今後も発表していくが、ニューモデルの開発はしない方向だ(2008.04.11)[webCG]
  • スバル、WRCから撤退
  • スバルは、2009年世界ラリー選手権(WRC)に参戦しないことを決定したと発表した(2008/12/16 )[WRC-JAPAN]
  • 1、2、サーン

    4、5、ローク


    正月に、親戚の子供の面倒をみることになりました。私は、お馬さんごっこで、「馬」になることにしました。しかし、ただの「お馬さん」には、なりたくなかったのです。そんなことでは、子供に、なめられると思ったのです。

    だから、かわいいだけのお馬さんはやめました。「オモロー」な馬になることにしたのです。



    「ふーっ」



    一度だけ、大きく深呼吸をしました。忠実なしもべとなる屈辱を受け入れる覚悟を決めた後、家人を背中へ迎え入れました。安全性を十分確認した後、馬としての第一歩を、大きく踏み出しました。



    1、2、サーン



    4、5、ローク



    その時、私は気づいたのです。

    現在、市場に存在する自動車の、致命的な欠陥を・・・



    旧型のフォルクス・ワーゲン・ビートル に乗った事のある方なら、分かると思います。旧型ビートルは、実によく走る車です。実馬力がどうとか、最大トルクがどうとかいう「スペック」を超えた世界が、そこには広がっています。

    その理由は、言うまでもありません。駆動方式がRRだからです。

    エンジンパワーが、駆動輪から効率よく路面に伝達されるから、走っていて心地良いのです。とばさなくたって、気持ち良いのです。ドリフトなんかしなくても、楽しいのです。

    そして、雪道だって大丈夫。センタートンネルも存在しない。部品点数も少なくて済む。エコロジカルな観点からも理想的。だから、RRは、「スマート 」に採用された。インドの低価格車「タタ・ナノ 」にも採用された。

    ポルシェの事を評して、「間違った駆動レイアウトのまま、現在まで生き延びてしまった車」的な論調の批評を見かけることがあります。しかし、その批評は、完全に間違っています。

    現実的な速度域で、最もエコロジカルに、楽しく走れるレイアウト。時速30kmでも、運転の楽しさが体感出来るレイアウト。それが「RR」です。

    現代の自動車が、なぜ楽しくないかというと、その開発ステージが、現実とはかけ離れた世界に設けてあるからです。時速250km時の限界性能とか、砂漠での走破性能などを謳われても、非現実的です。それらの要素は、購入時には魅力的に思えるかもしれませんが、実際そのメリットを享受できる人は、極限られてしまうのです。

    我々が本当のメリットを受けることができるのは、現実世界のストリートです。それは、一般道での「時速0km~60km」の速度域と、高速道路における「時速100km前後」の、2ステージに分けられます。

    スバルが、WRCからの撤退を発表したことは残念なことですが、これは良い転機と捉えるべきでしょう。すなわち、これから追求すべきは、「計測タイム」で実測することのできない、上記2ステージでの「体感性能」。いつでもどこでも、快適で、楽しい車こそが、「価値のある車」。それを実現した車こそが、「最高の車」。

    ところが、スバルが、軽自動車の生産・開発から撤退することを表明しました。R1やR2、ステラ。それらの車が、今後なくなってしまう事は、ある意味しようがないことです。なぜなら、それらの車は、開発の方向性に、明らかな間違いがあったからです。

    スバル・デックス ただ、その代わりに、ダイハツからOEM供給される車を持ってこられたところで、それらが魅力に乏しいものと写ってしまう事は、否定しようのない事実です。今回のDEX の場合も、そうです。なぜならDEXは、ダイハツ・クーや、トヨタbBで代用できるからであり、スバルには、他社からのOEM供給に頼らなくても良いだけの、一線級の独自技術があるからです。

    ただスバルには、OEM供給を受けることで、新型車の開発費を限りなく0に近づけられるメリットがあります。R1、R2、ステラで連続して失敗してきた体験が、スバルのトラウマにもなっているのでしょう。であるならば、軽自動車のOEM供給を受ける事は、やむなしとするしかありません。そして、それらの決定が、今後覆る事もないでしょう。

    しかし、RRレイアウトの「サンバー 」。これだけは、造り続ける必要があるのです。

    スバル・ドミンゴ それどころか、サンバーベースの「ドミンゴ」を復活させるべきです。「ドミンゴ」を復活させる方が、トヨタと共同開発するという「FRスポーツ」より、セールス面でも、はるかに現実的です。RR駆動が生み出す「走る楽しさ」と、赤帽ご指名「サンバー」譲りの積載容量。聞くだけで、楽しくなってきます。そして、これらのことを実現できている車は、世界中見回しても、どこにも存在しないのです。

    そんな車が誕生すれば、スバル車を買う「確固たる理由」が生まれます。「明確な差別化」も図れます。

    これは、スバルだからこそ出来る事です。スバルだから、開発費を安く抑えることもできます。スバルには、蓄積してきた技術と経験があります。他のメーカーには、真似したくても真似できません。

    また、サンバー/ドミンゴには、歴史も伝統もあります。ドミンゴの復活を望む声は、多くあります。買ってくれる人は、既にいます。これを経営資源と呼ばずして、何を経営資源と呼ぶのでしょう。




    かわいいだけではダメなのです。




    思想は、貫くものです。




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    自動車・評判・批評・評価テーマ:キャンピングカー - ジャンル:車・バイク
    2009.01.12 | 日本車 | トラックバック(0) | コメント(13) |

    農家の皆さんにも大好評だったサンバートラック。消えてしまうのは残念です。

    2009.01.13 12:16 URL | H #- [ 編集 ]

    "「計測タイム」で実測することのできない、上記2ステージでの「体感性能」。いつでもどこでも、快適で、楽しい車こそが、「価値のある車」。それを実現した車こそが、「最高の車」。 "

    おっしゃる通りだと思います。
    RRは確かにレイアウトとしては間違っています。でもあのトラクションはほんとに感動ものです。スマートやナノのように日本車にも再び採用してもらいたいです。
    確かに最近の車は変に凝りすぎというか、いらない性能だけ追求され、逆に日常で使用する部分の追求(武者小路さんがおっしゃった常用域での走行性能など…)が疎かになっている車が増えてると思います。その点ビートルもですが、僕は昔のミニは合理的だなと思います。安全とはいえないですが、軽く、よく曲がり、走り、パーツも豊富で適度にいじれる。でも未だ私の好きな車ベスト10に入ります。

    スバルはあったのかわかりませんが、昔のプライドはどこにいったんでしょうね…とデックスやレガシィ・コンセプトを見るたびに思います。
    どうなっていくか不安です。

    2009.01.13 20:38 URL | T #- [ 編集 ]

    >ポルシェの事を評して、「間違った駆動レイアウトのまま、現在まで生き延びてしまった車」的な論調の批評を見かけることがあります。しかし、その批評は、完全に間違っています。


    その批評は正しいでしょう。
    ポルシェの精神に存在していたのはスポーツカーとしての合理性であり、あなたの言う主観的な「楽しさ」など無関係ですから。
    ポルシェはRRを止めたいけどマーケットに引きずられる形で現在まで相続してしまっただけですよ。

    2009.01.13 23:42 URL | abcd #GpKNFZ9I [ 編集 ]

    車の購入に際しては、確固たる理由が必要です。「他では手に入らない優れた特徴」が存在する事が、購入を決断させるトリガーとなるのです。

    事実、ポルシェのスポーツモデルがFRであろうとする時、常にユーザーから「無価値」と、判断されてきました。

    ただ、ポルシェであっても、MRなら良し。むしろ理想的。

    そう思うユーザーも、中にはいるのかもしれません。ポルシェも、最速モデルには、MRの方が適している。そう考えているのかもしれません。

    しかし、その場合は、必然的に2シーターになります。実用性を兼ね備えたポルシェの良さが、失われる事になります。



    結局、「RR」しかない。


    必然的に、この結論に至ります。

    2009.01.14 01:04 URL | 武車小路 #xl7WAjrI [ 編集 ]

    もう一度似たようなことを書きますが、過去にメーカーとしてのポルシェはRRから脱却したスポーツカーメーカーとしての商品展開をしようとして失敗したのです。
    それが結果論的に「思想」と通るようになっただけです。


    そして今、ポルシェは違った方向へのアプローチを見せていることは周知のとおりです。

    現在のポルシェがあるのはフロントにエンジンがあるカイエンのおかげと言われかねないのが実際の状況ですし、そして今度投入されるFRパナメーラ4ドアも興味深いです。
    あのポルシェですらこうなのに、RRが一体どうしたというのでしょうか。
    あなたの見ている市場と私の見ているものとは違うものなのでしょうか。

    ポルシェだけでなく過去にRRレイアウトを採った車は、「楽しさ」を演出する目的でRRになったわけでもないのに、土台ありもしないもの元にしてマーケティング論などを展開しても所詮個人の趣味から発する空想ではないでしょうか。

    2009.01.14 02:01 URL | abcd #GpKNFZ9I [ 編集 ]

    「レンタカーで借りられる車との明確な違い」


    車の購入を決断させる判断材料の一例として、上記を挙げる事ができます。

    レンタカーで借りられる車なら、レンタカーで済ませれば良いのです。あるいは、カーシェアリングで十分でしょう。


    しかし、RR、MT、オープントップ。これらの要素が備わるだけで、車の所有を決断させる、主たる理由となるのです。レンタカー店では手に入らない車だからこそ、「買っても良いかな」と思うのです。自動車雑誌の評価に頼るまでもなく、それらの車が他と違っている事は、誰の目にも明らかです。だから、中古市場においても一定の値を付け続けます。

    すなわち、ここに、「低価格一辺倒」を回避する道筋が開けるのです。

    RRが優れているかどうかは、ある意味、二の次なのです。技術者が考える「正しさ」は、あまり関係ありません。実際の消費者が、何に価値を見出すかということです。

    これは、オープントップの欠点をいくらあげつらっても意味のない事と似ています。あるいは、4WDには、4WDなりの欠点が存在するのと同じです。同様に、FR全盛の世の中にFFが登場すれば、市場価値を生むことになります。FF全盛の現代においては、FRがプレミアム性を持つことになります。




    カイエンやパナメーラを買う消費者は、「911的なるもの」は最初から求めていません。彼らは、その車がポルシェ製であることに、価値を見出しています。ポルシェとしても、それらの車にRRを採用し、同時にデザインを成立させることは困難です。だから、必然的にFRが選択されているのでしょう。

    しかし、そのビジネスが成立しているのは、その中心にイメージリーダーたる911の存在があるからです。素人目にも、ポルシェが他と違っている事は、ボンネットを開ければ明らかです。だから、ブランド価値に信憑性が与えられます。

    ただ、FRのカイエンが支持されているからといって、その事を過信し過ぎると、間違いが生まれます。万が一、ポルシェがRRを無価値であると判断する状況が訪れた時。そのビジネスは、崩壊するでしょう。

    2009.01.14 20:31 URL | 武車小路 #dBqkWSr. [ 編集 ]

    >RRが優れているかどうかは、ある意味、二の次なのです。技術者が考える「正しさ」は、あまり関係ありません。実際の消費者が、何に価値を見出すかということです。


    ポルシェの土台を支えるヒット作であるカイエンはまさに消費者が選択したものです。
    RRではないという、これを見つめるべきでしょう。
    出来ないのではどうしようもないと思います。



    >カイエンやパナメーラを買う消費者は、「911的なるもの」は最初から求めていません。


    そのとおりです。
    このエントリに沿って書けば、“RR的なるもの”は最初から求めていませんとなるでしょう。
    そういうお客さんに売って、今のポルシェがあるのです。
    これが現実です。

    911というRR差別化の極み、というより唯一ともいって良い車種を抱えるポルシェですらこのような戦略をとっています。

    そして、他に存在しているRR車は、RRの差別化などを売りにして販売台数を確保していたわけではありません。
    このような世相で、一般メーカーに何をやれというのでしょうか。

    RR自体は「思想」でも何でもなく、「思想」を実現させるためのひとつの方法に過ぎないことです。
    手段が目的となってしまうおかしさが許されるのはオタクの工作だけですよ。

    2009.01.14 21:15 URL | abcd #GpKNFZ9I [ 編集 ]

    実際の自動車ユーザーにとって、最も現実的で重要な問題は、「どれだけ荷物を運んでくれるか」という事です。

    その点、RRは極めて不利なレイアウトだと言わざるを得ません。後部のトランクルームを、巨大なエンジンに占有されるからです。

    「RRは捨てるしかない」

    「スバル360」的な発想からは、この問題は解決不可能に思えます。ポルシェ的美を保持するためには、RRでは実現不可能な領域が存在します。

    しかし、「サンバー」、「ドミンゴ」。あるいは、旧式のフォルクスワーゲンのキャンピングカー。これらの車では、この問題が解決されています。


    車に限界性能を求めようとすると、RRのネガは際立ってくるのかも知れません。

    しかし、時代が求めているのは、ある種の「ゆるさ」です。

    それに、最も適合しやすいのがRR。


    RRの良さが再認識される土壌は、すでに出来上がっているのではないでしょうか。


    2009.01.14 22:12 URL | 武車小路 #0.dPmB6g [ 編集 ]

    VW、4シーターRRコンセプトカー「up!」

    http://plusd.itmedia.co.jp/d-style/articles/0709/12/news094.html

    「up!」のデザインは、良いですね。


    スバルにも、こういうのを期待します。

    2009.01.23 21:19 URL | 武車小路 #APF/HZes [ 編集 ]

    車の“ママチャリ化”ですね。
    車が存在を主張してきた時代は終わり、邪魔にならないように居場所を確保する作業に入っているのだと思います。

    2009.01.24 12:26 URL | abcd #GpKNFZ9I [ 編集 ]

    スバルは新たな顧客を取り込む事に必死になりすぎてる感がありますね。度々販売店に足を運ぶのですが、当のスバルディーラーの方にDEXを熱心に売り込む姿は見られません。経営方針を大幅に変更した結果、スバルを下支えしてきた層を見捨てるような結果にならない事を祈ります。

    2009.01.27 01:27 URL | H #- [ 編集 ]

    「ママちゃり」を造るのは、難しいですよ。


    1.低価格

    2.最大限のラゲッジスペース

    3.最高のトラクション性能



    これらの要素が備わって初めて、「ママちゃり」が完成します。


    2009.01.27 21:15 URL | 武車小路 #OS.ZTmwQ [ 編集 ]

    スバルには車種も少なく、このような性格の車もないし、良いと思う。ラインナップに入れても損はないし。(他に回せる)bB・COO・DEXと兄弟車の名の頭文字がアルファベットのbCDと並んでいるのは面白い。Aにはどこのメーカーが来るんだろ?

    2009.05.15 01:19 URL | 通りがかりの幽霊 #- [ 編集 ]












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