SC430

レクサスSC430 結局、何故にレクサスかという事です。

仮に、我々がお金に不自由しない環境にあるとして、車を買うとします。

ひけらかしのメルセデス?
ドライビング・プレジャーのBMW?
粋なセンスのジャガー?
他人に妬みをかわないためのクラウン?
一体どれにするか・・・・?

そんな中、トヨタのフラッグシップモデル群に「可愛いらしいブタさんマーク」がついているのはどうもおかしい、と気付いたトヨタの判断は正解。気付くのが遅すぎた位です。だから、高級車を別ブランドにして、別の高級店で販売するというのは理に適っています。

問題は買い手の立場の方ですが、ブランド戦略を開始して間もない今は、レクサスに対する、強烈な憧れを抱く理由が無いわけで、購買の動機づけには乏しい状況だと言えます。一連のTV-CFから受けるイメージを気に入るか、あるいはレクサスブランドの海外での評価を判断材料とするか、または特定の車種が、他車との比較でよほど優位にあるか・・・。納車の際に行われると噂されるパーティーとやらに、引かない自分であるかという事も重要かもしれません。

そんな中、イメージリーダーのLS(旧セルシオ)不在の中で、目標の8割程度を達成している現状というのは、健闘している方だと言えるのかもしれません。問題はLS投入以降の販売がどうなるかです。

レクサスのデザインは、「今までのトヨタ車のネガを全て駆逐したようなデザイン」だと、私は思っています。世界中の車のデザインを研究して、良いデザインは何かと言う事を徹底的に追求した事が伺えます。トヨタ車を見て、この部分はこうあるべきと、普段私が考える事とも一致します。デザイン上の新しい提案は少ないかもしれません。しかし、少なくとも、デザイン主導で車作りを行っている姿勢は評価できると思います。

レクサスのデザインに対して否定的な意見もあるかもしれませんが、少なくとも欧州車との比較に値するレベルにあるという事は認めても良いのではないでしょうか。このレベルであれば、あとは好き嫌いの問題であり、個人の主観の問題です。

レクサスSC430の実態は、2001年4月に販売された4代目ソアラであり、エルフィネス感とやらの注入度は、まだ一番足りない車なのかなとは思っています。しかし、諸元表を見てみると、SC430は数値の上ではライバル車を大きく突き放している事がわかります。このコストパフォーマンスの高さこそが日本車の真骨頂。

LEXUS
SC430
6AT
CLK350
CAB-
RIOLET
7AT
Mercedez
SL350
5AT
911
Carrera
Cabriolet
5AT
BMW
330Ci
Cabriolet
5AT
最大
出力
280PS/
5,600rpm
272PS/
6,000rpm 
245PS/
5,750rpm
325PS/
6,800rpm
231PS/
5,900rpm
最大
トルク 
43.8kgm/
3,400rpm
35.7kgm/
2,400〜
5,000rpm 
35.7kgm/
3,000〜
4,500rpm
37.7kgm/
4,250rpm〜
30.6kgm/
3,500rpm
車重 1730kg 1750kg 1730kg 1510kg 1680kg
パワー
ウエイト
レシオ
6.17 6.43 7.06 4.64 7.27
トルク
ウエイト
レシオ
39.49 49.01 48.45 40.05 54.90
税別価格 647万 820万 1060万 1250万 694万

クレバーなイメージのレクサスというのは、あくまでも外国人から見たレクサス像であるに違いありません。壊れず、高品質な事は、日本車では当たり前。日本で成功するには、もう一歩踏み込んでいく必要もあるのかもしれません。そういう意味では、世界屈指の超優良企業と、世界NO.1の広告代理店ががっちりタッグを組んだ、レクサスのマーケティング戦略が、今後日本でどのように展開されていくのか、これは実に興味深いところです。

ただ私の理想は、現在のトヨタ車が現在のレクサス・レベルのデザインになり、現在のレクサス・デザインがもう一段上のレベルになる事です・・・・そりゃ無理か・・・・?

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自動車・批判・批評・評価・評論テーマ:ひとりごと - ジャンル:車・バイク
2006.05.13 | レクサス | トラックバック(0) | コメント(0) |












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