マークXは、カッコ良い車にしようという積極的な意志を持ってデザインされた車であるに違いありません。
マークXは、上位に位置するクラウンとは方向性が違いますから、かっこ良くする事において、なんら遠慮は要らないはずです。マークXの至上命題はかっこよい事であり、だからサイドビューはBMW風で、フロントのデザインもBMW的両生類デザインなのでしょう。
しかし、実際仕上がったがったマークXのデザインの出来を考えると、TV-CF(テレビ・コマーシャル)でくだらないコントを演じさせられている佐藤浩市も、哀れに思えてきます。今の日本車のデザイン・レベルは、ものまね韓国車を非難できる立場になどないのです。
そこで私は決意しました。微力ながらも、日本企業の為に力になりたい。日本を元気にしたい。そう思い、日本車メーカーが行うべき、デザインをカイゼンするための秘策をここに公開する事にします。
■ステップ1.競合する欧州車全てをピックアップし、そのエクステリア・デザインの点数を、基準値100に設定する。
■ステップ2.競合する欧州車の基準値100点に対し、自社の対象車種のエクステリア・デザインが一体何点なのか、全社員に対して匿名でアンケートを行う。
■ステップ3.点数を集計し、平均点を出す。(何点足りないのかがハッキリする)
■ステップ4.スコアをあげるべく、あらゆる努力をする。
まず、問題意識を持つ事が重要です。何パーセント、パフォーマンスが足りないのか、目標を設定し、改善する努力をする事が必要です。そして、批判にさらされるかもしれないという緊張感とプレッシャーのなかで、デザインワークを行う事です。この事がデザインを行ううえでプラスに作用します。
この方法は大変に効果があるやり方です。しかもコストは限りなくゼロです。これだけでデザインは20%向上するでしょう。
でも、更に良い方法があります。こちらは、コスト・ゼロどころか、利益さえ生まれます。しかも効果テキメンです。
それは、社員の車の購入は、自社ブランド以外禁止とする事です。敵情視察と称して、他社ブランドの車の所有を認めているから、いつまでたってもデザインが良くならないのです。どうせ、自分が乗る訳じゃないから、ダサいデザインに仕上がっても関係無いやという訳です。
それが、自社の車にしか乗っちゃいけないともなれば、死に物狂いでデザインをするに違いありません。自動車メーカーの社員が、ダサい車で登場と言うのでは、かっこ悪いですから。デザイン自体への突っ込んだ意見への躊躇も遠慮もなくなります。自分のライフスタイルにも、直接係ってくる訳です。意見が通らなければ困る、明確な理由がある訳です。デザイン論が激白して、掴みあいの取っ組み合いになるかもしれません。外見に気を遣う営業部や宣伝部からは、特に貴重な意見が得られるのではないでしょうか。外車に乗るようなお洒落さんであれば、なおさらです。
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自動車・批判・批評・評価・評論テーマ:お役立ち情報 - ジャンル:車・バイク
2006.05.28 | トヨタ |
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