ダイハツ ソニカ
ダイハツの新型軽乗用車「ソニカ」発売
2006年6月に、ダイハツからソニカが発売されました。
進化する軽----ダイハツ ソニカ
ソニカのデザインは、素晴らしい。
ただかっこ良いだけでなく、動力性能面の先進性が、エクステリア・デザインにも上手く反映されています。デザインの先進性が、時代の感覚ともマッチしています。そして、決して押し付けがましくない。
ソニカの、自由奔放で且つ、誰からの拘束も受けないダイナミックで伸びやかなラインを見ていると、すがすがしささえ感じます。一体、誰がために美しいのか。答えは明確です。消費者のためであり、自動車メーカーのためです。
考えてみれば、こんな単純かつ明快な事が実現できていない日本車の、実に多かった事。かっこをつけているのに、かっこ良くない日本車。
いや、正確に言えば、かっこいいでしょと宣伝していても、実際にデザインしたデザイナーの方では、かっこ良いと思っていない車。どうせデザインなんてわからないだろうと、消費者を見下したデザインの車。
日本車メーカーはこれまで、価格相応のデザインにしなければ、自動車メーカーの利益を損なうとういう脅迫概念にとらわれて、かっこ良いデザインの車を造る事を放棄してきました。
しかし、消費者の価値観の多様化や、所得格差の拡大に伴って、軽自動車のマーケティング戦略にも変化が見られるようになってきたのです。
「軽自動車=安くて、燃費が良いだけの魅力に乏しい車」、という枠組みを超えた車の登場です。動力性能が満足できるレベルにあり、ユーティリティー面も損なわれず、デザインが優れていて所有欲を満たしてくれる軽自動車。そんな車なら、消費者は歓迎します。
ただ自動車メーカーは、その分を我々にエキストラ・チャージとして請求します。
しかしソニカになら、その対価を払っても良い。そう思わせてくれるデザインです。考えてみれば、日本車メーカーの車両価格は、その開発コストや、数多くの下請けメーカーを束ねる製造コスト、そして販売経費等を考えると、これまで不当に安すぎました。その代わり彼らは、「不満足」という車の代替願望を組み込む事は怠りませんでした。つまり日本車は、訳ありで安かったのです。
だから我々は、永遠に満たされる事がなかったのです。どこか頭の片隅に、欧州車へのあこがれを持ってしまうのは、その当然の帰着です。しかし日本車も、やっと消費者と自動車メーカーが共存共栄できる時代が来たのです。
日本車メーカーによる、所有者のための車。そしてかつ、正当な対価が製造者にも還元される車。
それがダイハツ・ソニカ。
日本車の新しい時代が、ワールドカップの開幕と共に、ここに幕を開けたのです。
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自動車・批判・批評・評価・評論テーマ:新車・ニューモデル - ジャンル:車・バイク
2006.07.02 | ダイハツ |
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