お盆期間 空・陸の旅客好調 高速道路渋滞も増える
世田谷区意見を聞く会議事概要
名阪国道
第二名神高速道路
日本を、物理的な面から豊かにする方法があると思います。
それは、お盆・正月・ゴールデンウィークの、高速道路の渋滞を解消する事です。
仮にゴールデンウィークは、オフピークを利用した交通の分散が可能だとしても、お盆と正月の場合には、交通の集中は避けられません。何故なら、お盆と正月は、親戚、家族、友達が一堂に会する事に意味があるからです。特に一般のサラリーマンにおいては、休暇を延長し、子供に学校を休ませ、渋滞が解消された時を狙ってドライブすると言うのは不可能な話です。
となると、交通渋滞を避ける唯一の方法は、深夜ドライブという事になります。
普段仕事で疲れているのに、家族の為に更に体を酷使し、深夜ドライブをしなければならないサラリーマンとは、なんと悲しく辛い生き物なのでしょう。しかも、深夜のドライブは、睡魔との闘いでもあります。家族を重大事故に巻き込んでしまうおそれのある、危険なドライブです。サラリーマンにとって、盆・暮れ・ゴールデンウィークは、待ち望んだ楽しい休みである一方、ストレスや疲れがたまる時期でもあります。せめて、事故渋滞だけはないようにと祈ります。それにしても、年に3回とは過酷です。
しかし、それらを解消する手立てが全くないわけではありません。
首都高速道路は、お盆と正月には混雑しないと言われていますが、交通量は、普段よりもわずかに1割強〜15%減るだけだと言われています。
また、トンネル箇所では、ライト点灯を、ブレーキ・ランプの点灯と誤認してブレーキをかける事や、トンネル内の圧迫感や視界の低下に伴う車両スピードの低下が、渋滞の原因となっているとされています。その他にも、すり鉢状の地形にある道路では、ドライバーが凹状の底の地点(谷底)に到着して上り坂となった時に、アクセルを強く踏むタイミングが遅れる事で、サグ渋滞が起きます。
あるいは、事故が起きて1車線が塞がれると、必ず渋滞が起こります。車線が塞がれていなくても、事故を見るためにスピードを落とすエリアがあると、そこで渋滞が発生します。いわゆる、見物渋滞です。
ですから、ほんの小さな事が原因となって渋滞が起きていると言えます。渋滞の先頭地点を通過した時に、原因らしきものが見当たらなかったという事は、よくある話です。
他にも、渋滞を引き起こす大きな要素としては、JCTでの合流があげられます。
2車線同士が合流して合計2車線になるのであれば、交通量が多くなった時に、そこに渋滞が発生するのは当然とも言えます。しかし、JCTの合流方法に問題があるケースも多いように思われます。
実際問題、盆・暮れに渋滞する場所は、日本全国に数多く存在しますが、例えば東京から西に向かうとしましょう。
東名高速は大混雑必至ですので、深夜に首都高から中央道を使って出発するとします。すると、八王子インターで混みます。
ここには、料金所のゲートがたくさんありますが、通行券を受け取るだけです。ゲートを通過した車の列は、やがて2車線に収束していかなければなりません。ここを通過するのに、ゆうに1時間程かかってしまっているのが現状です。ETCは、何の解決策にもなっていません。
問題なのは、八王子インターまでは渋滞しないし、八王子インターを過ぎれば、もう渋滞しない点です。しかも、2車線から再び2車線になっているだけです。ここは、あらゆる知恵を使ってでも、莫大な費用を投じてでも、改善する価値があると思います。要は、なだらかに合流できれば良いのです。バイパスを造っても良いし、2階建ての道路にしたって良いのです。何かしら方法はあるはずです。
>>Googleマップ・八王子インターチェンジの航空写真へのリンク更に西に向かうと、次の渋滞ポイントは、京都南となります。このエリア一帯は、本当に混みます。早朝5時前に通過しない事には、絶望的になります。という事は、東京を立つのは夜の12時前。途中で渋滞ポイントがあると、ジ・エンドです。最終的には、ここの渋滞は、第二名神高速道路の開通を待たなければ、解消されないでしょう。
>>Googleマップ・京都南インターチェンジの航空写真へのリンクこのエリアは、昨今、京滋バイパスを開通させたばかりなのに、また道路をつくろうとしてけしからん、という反対派の意見もあるようですが、それは全く見当はずれです。必要な道路は何本造ったって良いのです。例え、年に3回しか活躍しない道路であっても、多数の国民の生活向上に寄与するのであれば、創るべきです。
ましてや、大阪・神戸と名古屋を結ぶ高速道路が、これまでは、名神高速道路(正確には中央自動車道)の1本しかなかった事の方が、おかしな話なのです。現状でも、名阪国道という、半分高速道路のような道路はある事にはあります。しかし、これらの都市の重要性を考えれば、それをも含めた高速道路3本体制にしても良いくらいです。
高速道路事業の問題点を議論する際に、総距離数や総距離の削減にのみに論点がいってしまう事もあるようですが、それは全くナンセンスです。大都市間の交通を整備する事は、国民の生活を向上させる、最も費用対効果のある事業です。
都会の人が田舎に行くためには、大都市を経由しなければなりません。大都市間の移動の際に発生する渋滞を解消する事は、田舎に暮らす人にとっても、大変意義のある事です。都市間の道路を整備する事は、都会と田舎との距離をも縮めます。
やるべき事は、国会の大先生の地元に道路を造る事ではなくて、どんな時にも渋滞しない、極太の大動脈を完成する事なのです。
第二名神高速道路は、2018年の完成を目指しているようです。西の到達点は神戸JCTのようですが、渋滞のおきないように、完璧な合流計画である事を望みます。ジャンクションの計画・整備は、最もコストをかけるべき最重要項目です。
自動車・批判・批評・評価・評論テーマ:交通事故 - ジャンル:車・バイク
2006.09.13 | 高速道路 |
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