【ホンダCR-V】
【ホンダ CR-V 新型発表】他社のSUVと競合しても進化がない
ホンダもやっと、その重い腰をあげたようです。
【ホンダCR-V新型発表】新しいバット・グロテスク!?
パリサロン2006 特集 ホンダ CR-V
私は、車はその中身の価値以上のものをデザインとして表現する必要があると思っています。車のエクステリア・デザインは、車の購入を動機付ける重要ファクターであり、購買者の所有欲を満たす重要な要素だからです。
しかし、これまでのホンダ車のデザインは、どうだったでしょうか。
ホンダはF1へ参戦する事によって、ファン層をつくりあげる事に成功しました。情熱をもって夢を追いかける人を、私達は応援したくなります。ファンになります。しかし、実際にF1ファンがホンダ車を見回した時、はたしてそこに、購入に値する車があったでしょうか。
これを私は、「ホンダのF1的空白」と呼びます。
だからこそホンダは、良いデザインの車を早く開発する必要がありました。そしてそれ以前に、腹をくくって良いデザインの車を造る意志を持つ必要がありました。
我々は、随分ながく待たされたのです。喫茶店でスパゲティーを注文して、30分待たされるなどというものの比ではありません。しかし、とうとう出たのです。発売したのです。お待たせしました、三代目CR-Vです。
CR-Vを見ると、最初に目が行くのは特徴的なフロントのフェンダー・アーチ。フェンダーアーチは、ボディーの前方部分に回り込むように一体化されており、そこからヘッドランプに連なるなだらかなラインを形成しています。これは、S2000でも見られた手法です。
フロントマスクには、ステップワゴン等にも見られる一連のCIを採用しています。CR-Vは、デザイナー泣かせのこのくせのあるグリル・デザインを上手くまとめあげた最初の車という事になるでしょう。しかし、まだ荒削りな印象を受ける事も、また事実。ただ、荒削りだからこそ、SUVが持つワイルドなイメージを醸し出すことには成功していると言えます。これはイノシシ・ルックとでも呼べば良いのでしょうか。
しかし何といっても、今度のCR-Vは、全体の雰囲気が良い。
サイドビューに代表されるエクステリアは、エレガンスというテーマを、ホンダ流にをうまく昇華させています。リア周りは、今後のマイナー・チェンジ時に期待ですが、全体の雰囲気が、消費者に購買意欲を持たせるレベルにある事だけでも評価ができます。
開発の際に、アコードをベンチマークにし、セダンを凌駕する上質な乗り味を目指したという点も、一匹狼のホンダらしくて良いですね。ホンダの一連の低重心化計画も、やっとここに花開いたという感じがします。
ワイルド×洗練×エレガンス×ラグジュアリー
今度のCR-Vには、都会派SUVが求めるあらゆる形容詞が似合います。さらにCR-Vを、アキュラブランドのラインナップと比べてみると、そのデザインの優秀さが、より明確になります。CR-Vのデザインは、いわば異次元のレベル。
これからのホンダ車のデザインに期待がもてる事は、CR-Vを見ればわかります。それでも、いや、だからこそ、イノシシCIとは、早く決別すべきでしょう。
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自動車・批判・批評・評価・評論テーマ:新車・ニューモデル - ジャンル:車・バイク
2006.10.27 | ホンダ |
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