エスティマ

より快適に、より力強くなった天才タマゴ。

  • トヨタ・エスティマ発売。 2006年1月17日[モーターマガジン]
  • エスティマ 私がエスティマで驚いたのは、これが4度目です。

    最初のおどろきは、平成2年に発売された初代エスティマの、ミッドシップ採用の画期的レイアウト。2回目は、平成12年発売の2代目が、その天才タマゴの黄身をあっさり捨てて登場した事と、それと引き換えに身にまとった、これまでのワンボックスの常識を覆すかのような先進的エクステリア・デザイン。3回目はエスティマ・ハイブリッドで披露された、画期的な蓄電モーター技術。

    そして今回もまた、驚かされてしまいました。

    こういうデザインこそが「内面は顔に出る」と言うのだと思います。そして、そこに感じます。トヨタの本気を。気概と魂を。デザインの質の上積みを。

    グレードの違いは、主には排気量の違いと駆動方式で分かれるようで、、エンジンは3.5Lの2GR-FEと、2.4Lの2AZ-FEの2種類で構成されます。エクステリア・デザインは2種類あるようで、写真のノーマルライクなG、Xグレードと、それにエアロ風デザインをまとわせて高価にした「アエラス」グレードとに分かれるようです(トヨタのサイトは、このグレードの違いが解りにくいものになっていますので、改善を望みたいところです)。

    アエラスのエクステリアは、2代目の印象により近く、ここら辺は先代のデザインが好きな層の取り込みも意識したものなのかもしれません。私としては、やんちゃ感があるアエラスよりも、よりナチュラル・テイストなG、Xグレードが好印象です。

    細部を見てみると、フロントフェイスは、先代のきつめの印象のヘッドランプへの反省からか、どことなくやさしさが感じられる表情に変えてきました。ちょっとALFA156にも似ていましょうか。リアビューは無難ながらもきっちりまとめてきた印象です。そしてサイドビューは、先代の直線的だったラインにエモーションを織り交ぜて艶やかに仕上げてきました。

    非常に素晴らしいと思います。このエスティマの姿は。まるで地上に舞い降りた人魚のようであり、否、美しい人面魚のようであり・・・・、そのかわいくも美しくもある、この様なデザインを生み出してしまう人類の叡智に感服せざるを得ません。

    先代ですでにデザインは完成されていただけに、こんな潔いモデルチェンジをする必要があったのだろうかと不思議に思ったりもしますが、この事からも、トヨタの本気度が感じられます。販売も絶好調のようで、納得のできるところです。ハイブリッド車投入の予定も噂されていますので、そこら辺も気になるところです。

    ただ、美しい車が売れる事は良い事ですが、1つ問題もあります。エスティマのような高級車両の好調な販売に気を良くして、高い車は良いデザイン、安い車はダサ・デザイン、というトヨタの二極化政策が進まないことを願うものであります。

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    自動車・批判・批評・評価・評論テーマ:新車・ニューモデル - ジャンル:車・バイク
    2006.03.27 | トヨタ | トラックバック(0) | コメント(0) |












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