「最も安全な車」は日本製 過半数の9車種占める
人気のサブコンパクト、安全性は?
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自動車アセスメント
自動車の死亡率調査レポート
2007年4月19日に発表された、IIHSの死亡率調査レポートの内容は非常に興味深いものでした。よって、ここに引用したいと思います。
HIGHEST RATES OF DRIVER DEATH
More than 140 driver deaths per million registered vehicle years, 2001-04 models during calendar years 2002-05
Chevrolet Blazer 2dr 2WD SUV midsize 232
Acura RSX 2dr car small 202
Nissan 350Z sports car midsize 193
Kia Spectra hatchback 4dr car small 191
Pontiac Sunfire 2dr car small 179
Kia Rio 4dr car mini 175
Chevrolet Cavalier 2dr car small 171
Mitsubishi Eclipse 2dr car small 169
Dodge Neon 4dr car small 161
Pontiac Grand Am 2dr car midsize 160
Chevrolet Cavalier 4dr car small 150
Ford Mustang sports car midsize 150
Ford Ranger 4WD pickup small 150
Mazda B series 2WD pickup small 147
Mitsubishi Eclipse convertible sports car small 146
Mitsubishi Montero Sport 2WD SUV midsize 146
これは、2002年〜2005年度の統計によって導かれた、車種別100万人あたりの死亡者数です。末尾に記された値が大きいほど、死亡率が高いことを示しています。スポーツカーなどの保険料が高いのは、こういう統計データから導かれている結果でもあるわけです。
アキュラRSXとは、インテグラ。350Zとは、日産のZ。そして、三菱のエクリスプ、フォードのマスタングあたりまでにスポーツカー、スポーティカーが名を連ねるあたりは、ある意味想像できるところですが、スモールカー、ミッドサイズの車、あるいはSUVもランキングインしています。
一方、死亡率の低い車はどうなっているでしょうか。
LOWEST RATES OF DRIVER DEATH
Fewer than 20 driver deaths per million registered vehicle years, 2001-04 models during calendar years 2002-05
Chevrolet Astro minivan very large 7
Infiniti G35 luxury car midsize 11
BMW 7 series luxury car very large 11
Toyota 4Runner 4WD SUV midsize 13
Audi A4/S4 Quattro 4dr car midsize 14
Mercedes E class luxury car large 14
Toyota Highlander 4WD SUV midsize 14
Mercedes M class 4WD SUV midsize 14
Toyota Sienna minivan very large 17
Honda Odyssey minivan very large 17
Lexus ES 330 luxury car midsize 18
Lexus RX 330 2WD SUV midsize 18
Toyota Sequoia 2WD SUV large 18
Honda Pilot 4WD SUV midsize 19
BMW X5 4WD SUV midsize 19
日本車トップは、日産のG35。スカイラインに相当する車です。トヨタ/レクサスも優秀な結果を出しています。トヨタの4Runnerとは、ハイラックスサーフ。Highlanderとは、クルーガー。シエナ は日本では発売されていないモデル。シエンタではありません。Lexus ESはウィンダム。レクサスRXは日本のハリアー。トヨタSEQUOIA は、日本未発売のビッグサイズSUV。ホンダのオデッセイ は、日本のオデッセイとは違うもの。パイロット も、日本では発売されていない車です。
これらから、ミッドサイズ、ラージサイズのSUVは安全性が高いと言う事ができます。それにしても、シボレーが最高位と最低位を獲得しているのは面白い所。アストロとブレイザーとでは、死亡率が実に33倍も違うのです。日産もZとG35で、数値が17.5倍違っています。保険料も、この2車種では随分と違うのでしょうか。
BODY STYLE AND SIZE
Driver death rates by size and body style group
■CARS
○4-DOOR
mini 148
small 103
midsize 71
large 81
very large 61
○2-DOOR
mini 137
small 134
midsize 103
○SPORTS
mini 107
small 71
midsize 115
large 41
○LUXURY
midsize 33
large 41
very large 34
○SPECIALTY
small 50
■STATION WAGONS
small 87
midsize 51
large 99
■MINIVANS
large 66
very large 39
■SUVs
○4 WHEEL DRIVE
small 77
midsize 59
large 47
very large 76
○2 WHEEL DRIVE
small 76
midsize 81
large 57
■PICKUP TRUCKS
○4 WHEEL DRIVE
small 97
large 83
very large 89
○2 WHEEL DRIVE
small 110
large 102
very large 60
車をボディーサイズごとに分けると、小さなサイズの車が高い死亡率を示している事が分かります。それに対して大きなサイズの車、ラグジュアリーカー、ミニバンの死亡率は低い。特に、ラグジュアリーカーが最高レベルの数値を出している事実は、高級セダンの高額なプライスが、単に自動車メーカーを儲けさせるだけのものではない事を物語っています。
またレポートでは、大型車は概して安全性が高いと結論づける事ができるが、スポーツカーの場合は例外的に、ミッドサイズがミニサイズやスモールサイズよりも高い死亡率を示しているとも述べられています。この辺りは、ユーザー層の違いでもありましょうか。
車を選択する際は、乗員数や使い勝手、あるいは経済性能などの要素に目が行く所でありますが、死亡率を具体的な数値として示されると、色々考えさせられてしまいます。いずれにしても、何故スポーツカーが高い死亡率を示すかは、容易に推測する事ができます。くれぐれも事故のないよう、安全運転で。
自動車・批判・批評・評価・評論テーマ:安全運転 - ジャンル:車・バイク
2007.04.29 | 日本車 |
トラックバック(0) | コメント(1) |
このデータは車に乗っている人間の死亡率を示しているだけですね。
歩行者や他の車に対するダメージについていっさい言及していません。
他者に与えるダメージで考えれば、コンパクトカーを選ぶ人間のほうがより優れた人間といえます。
SUVのように、自分さえ大きく重いボディで守られれば、他人を殺しても良いという輩よりは。
車が好きな人間というのは、車に乗る人間の事しか考えないという事がよく分かるエントリーでした。
2008.06.26 11:58 URL | 通りすがり #- [ 編集 ]
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